【機材選び】エレキギターを始めるのに必要なものを、どのように揃えるか考えてみる。【フレームワーク編】
エレキギターを始めるために必要なものを今後購入していくわけですが、そもそも「何が必要か分からない」という方も多いのではないかと思います。
そこで、いきなり一つ一つのものに焦点を当てる前に、まずは簡単にフレームをパターン別に理解しておきましょう。フレームは大きく分けて3つに分かれます。
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セットで全部一緒に揃える【いわゆる初心者セット方式】
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エレキギター本体+それ以外をセットで揃える
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ひとつずつ単品で揃える
この3つのパターンに分類されます。後述しますが、私は3を強くオススメします。
以下、それぞれのパターンにどのような特徴があるのか一緒に見ていきましょう。
1、セットで全部一緒に揃える【いわゆる初心者セット方式】
上の商品は例示です。初心者セットだと、こんな感じで全部一括してセットになっていますよね。
必要なものを一つ一つ選ばなくていいため、初心者の方にとってはラクです。
ですが、ギターのネックが反ったりして、結局買い替えることになったりと、挫折する原因が多いと思います。わたしならば、買いませんし、モチベーションの維持も難しいというのが正直な意見です。
ちなみに、わたしが会ってきた人でも、初心者セットからスタートした人はいましたが、ネジ穴が悪かったりするなどギターの作りが粗かったために、買い替えることになってました。
以上の理由から、初心者セットのように全部セットになっているものを買うことは、基本的にオススメしません。受動的な姿勢が身に付いてしまいますし、「道具を自分で選びたい」という楽しみも無くなってしまうからです。
2、エレキギター本体+それ以外をセットで揃える
エレキギターは単品で購入して。それ以外はセットで購入するというパターンですね。
上の商品だったら、VOXが作っていますから、本当に最低限度はクリアしているという評価も出来なくはないです。すでに購入した人でも、部分的に買い替えていけばなんとかなるだろうと思いますし、勉強になるでしょう。
ですが、内容を個別的に見てみると、わたし個人としては初心者にとっては不便なところがある、と評価します。
以上の理由から、初心者としてはまずまずのスタートがきれるとは思ってます。ただし形式としては、過不足なく道具は揃っていますが、個別的な性能に対して、初心者はもう少しこだわった方が良いと思います。
3、ひとつずつ単品で揃える
上の写真は、実際に単品で購入したものです。あくまでイメージとして載せましたので、必要なものが全部写っているわけではありませんし、全部が初心者向けというわけではありません。それに、写っているものすべてを買わなければいけないというわけでもありません(笑)
わたし自身、好みの楽曲ジャンルを考慮した上で、基本的にスタンダードなものを買っているつもりです。ただし、その中でこだわるところは、こだわるようにしています。実際、一個一個単品で買った方が、エレキギターを続けていく上で勉強になったり、機材ごとに金銭的なメリハリが利くというメリットがあります。
場合によっては、好きなギタリストと同じものを買えるということもあるので、単品買いはモチベーションの維持に向いているとも言えます。
以上が、パターン別に見た時の、私の評価です。今回は音楽機材を買っていくためのフレームワークさえ理解出来れば十分です。オススメするのは最後に示しました、ひとつずつ単品で購入するというフレームです。
その中で初心者でも、単品で買って大丈夫なの?
と思う方もいるでしょう。大丈夫です、心配いりません。
この後は、引き続き、初心者のための音楽機材選びについて、道具ごとに個別的に記事にしていくつもりです。その時に分かりやすく説明しますので、今後も記事を読んで頂ければと思います。