ある程度ギターが弾けるようになってきたら、揃えるべきものを考えてみる。【メンテナンス編】
今回は、ギターがある程度弾けるようになってきたら、今後のために買っておいたほうが良いものについて考えてみたいと思います。メンテナンスのグッズについてです。
そうはいっても、急に買わなければいけないわけではありません。最初の頃はメインとなるギターやアンプに費用は集中的に投資しますから、今回追加で紹介するモノは大体練習を始めてから3か月~ぐらいになったら検討して頂けたらokです。
どうしてメンテナンスのことを初心者段階で説明するかというと、それは、ギターが弾けるようになってくると、自分の持っているギターに愛着が湧いてきたりすることが多いからです。
ギターは確かにデリケートな楽器ですが、メンテナンスに関しては、自動車のように強制的に車検料がかかったりするわけではないので、大切に扱っていれば余計な費用はかからないです。
巷には、いつも「ギターの修理代が~」とか言っている人もいますが、私としては、そういう人って楽器を大事にできない人なんだろうなーなんて思ってたりします。
もちろん、テレビで音楽番組に出ているようなバンドマンや、趣味で日ごろからバンド組んでいたりして、やたらとギターに負担がかかっている人なら、定期的に楽器のプロが行うメンテナンスにお金をかけるのは納得できます。
まぁ歯医者に定期検診で行くのとかと同じ理論ですよね。ですが、専門的な人に頼るとお金もかかりますから、出来ることは自分でやるべきです。
そこで、音楽ライフを充実させるためにも、今回はギタリストなら最低限知っておきたいメンテナンスのことを、お話しようと思った次第です。
といっても、
①ポリッシュ
②指板潤滑剤
③フレット研磨剤
の3つしか今回はありません。さっそくですが検討していきましょう。
①ポリッシュ
ポリッシュというのは、簡単に言えば磨いてツヤを出すものです。ギターのボディについた手汗や、指紋を落としやすくするために使います。
手汗とか指紋って放置すると固まったりするんですよね。そうなるとギタークロスで拭いただけでは、汚れが落ちません。そんな時には、クロスに吹きかけてポリッシュで汚れを落としましょう。
②指板潤滑剤
指板に使います。オレンジオイルやレモンオイルが一般的であり、指板が塗装されているメイプル指板のギターならば、必要ないです。ローズ指板やエボニー指板なら使いましょう。指板のひび割れを防げます。
③フレット研磨剤
フレットのくすみを落とすために使います。中身は歯磨き粉のようなクリームが入っています。使うときは弦交換のときぐらいでしょうか。頻繁に使うものではありません。
今回は以上です。このあたりのメンテナンスグッズって、スタンダードなものを使っておけば問題ないと思います。特別に高額なものを買う必要はないのでギターを始めてから、余裕が出てきたときに買い揃えておきましょう。